四話 2/2
四話 少女と少女達




ガラガラッ。



「あ、姉上。
こちらにいらしてましたか。」



そこには短く蒼い髪の少女がいた。



稲瀬「あれが私の妹よ。」



錬「は…」


錬が言うよりも先に、


「初めまして。
私は望月稲瀬の妹、名を
望月千代女(チヨメ)といいます。
館長から聞いております。貴方が錬ですね。」



錬「え、ええ。
初めまして。」


余りの勢いとそのギャップに置いていかれそうになる。



稲瀬「どうしたの?」



錬「いや、稲瀬の妹っていうからてっきり…。」


もうちょっと上から目線で話し掛けられると思った。


千代女「いつも礼儀においては姉上に指導されてます故、初対面はどうしても堅苦しくなってしまうがどうかご理解頂きたい。」



錬「は、はい。」


何故か錬まで礼儀正しくなる始末。



稲瀬「そろそろ私達はあがるわ。
長湯のし過ぎはよくないから。」



千代女「ではまた食堂で。」









錬「千代女っていつもああなの?」



稲瀬「ええ。
別に私が指導したとかそんな事はないわ。
ただ千代女が思い込んでるだけ。
本当に真っ直ぐ育ってくれたわ。」



錬「いい姉妹ね…。」



稲瀬「そう。
…ありがと。」








階段を使い、3階まで上がりそこから2番目の部屋に着いた。


稲瀬「あと1時間半あるから、ここでもうちょっと
休んでなさい。
今日からここが貴方の部屋よ。
好きに使っていいわ。」



錬「わかったわ。
ちょっとだけ寝させてもらうわ。
思ったより疲れたみたい。」


錬は大きなあくびをして、ドアを開ける。


稲瀬「時間になったらまた来るわ。」



錬は手を振って部屋に入った。





…何だろう?


意識が とおの いて…





錬はベッドに倒れこんだ。















アレイスター・クロウリー
魔術師。
使い魔を操る程度の能力。妖月館の館長。
髪の毛は基本的に紅のポニーテール。
服装はワイシャツに黒いズボン。
たまに眼鏡を着用(老眼)。この世の真理を掴もうとしているが今のところ全て失敗に終わっている。
魔術師としてのレベルは
とても高く、魔法の域に到達するほど。














望月千代女
鬼と人間の間に生まれたもう一人の少女。
斬撃を操る程度の能力。
稲瀬の妹。
髪の毛は蒼いショート。
姉と同様和服を着用。
居合いが得意。
愛刀は聖剣『数珠丸』。
礼儀がとても正しいが、それは幼少の頃鬼の力が覚醒したときに姉がその身を呈して千代女の自我を救おうとしていた事への感謝の表れである。





いきなり5ボス、6ボス設定のキャラを出してしまったので、自分のなかでは
『次のキャラどうやって登場させよう?』
と非常に困惑しております。
















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つづくだ。

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