嗚呼 なぜでしょう 私の中で バリバリと 音を立てながら 何かがはがれていくのです 嗚呼 なぜでしょう 【出会い】があれば【別れ】があるの 私の中は 【別れ】が多い気がするのです 来年は もう君には逢えないのですね 時がたつのが早すぎる この1日が この1分が とても惜しいのです この1年の間に どれだけ深まったのでしょう たった1年なのに 生まれた時から まるで 一緒のようです 君に逢える時間は もう1ヶ月とないのです 待って 行かないで まだ此処に居て 待って･･ 待ってよ・・・・・ もう逢えないと 知った時 眼のしたまぶたが 熱くなりました 鼻がツーンとしながらも 頬に一筋 自然と何かが 溢れ出したのでした 涙だけじゃなくて 哀しさと寂しさが どこからともなく 溢れ出したのでした 嗚呼 なぜですか？ 君を想うと 君を まぶたの裏に 映し出すと 自然と零れてくるのです いつ どこに居たって 君を映し出すと 溢れていくのです 君の前じゃ泣けないのです 強い人で居たいから 君に心配かけたくないから 君の前じゃ泣かないのです なぜでしょう この気持ちがあるならば 【別れ】というのが この気持ちならば 【別れ】が来る【出会い】を憎みたい 私にはそれしか出来ないのです 君を想うことしか 私には出来ないのです 自転車をめいっぱいこぎながら 雨に打たれても 君を想うことしか出来ないのです 君との【別れ】は欲しくない それが私の 願いなのです 夜の8時前 冬の冷たさが体に染み渡っても 自転車をこぎながら 雨に打たれながらも まぶたの裏のあなたは 消える事なく ずっと居て 雨なのか 悲しみの涙なのか わからなくも 雫となって 頬を伝って 落ちていったのでした。 [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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