今日が、君に会える最後の日。 「ありがとう」を、何回言っても 言い切れないほどの 「ありがとう」 を、君に伝えたかった。 君は最後に、ひとりひとりに 一言ずつ 言っていった。 あたしの番。 「かなの良いところは、何でも聞いてくれること。 わからない事を、聞くのはとても良い事だ。 聞いてくれると、俺もやりがいがるからな。 ありがとうな。」 ぷはっ・・、くさい台詞・・、言うなよ・・・。 そんな・・、思ってたなんて 嬉しいじゃんか・・。 「短い間だったけど、本当に・・、ありがとうな。」 ばかっ・・、泣くなよ。 ふざけんな・・ 泣くなって。泣くなよ。 男だろ・・?大人が泣くなって、 あたしだって・・、泣きたくなるじゃん・・ 泣くなって。泣くなよ・・。 でも、でもやっぱり、ありがとう。 最後に握手した、あの手は 誰よりも大きくて 誰よりも太くて そして、誰よりも温かかった。 あたしは、君の、顔をくしゃくしゃにして、笑う顔が大好きだなぁ。 また、笑える日が来れば良い。 あたしはそう思って、君のこぶしと、あたしのこぶしをせり当てた。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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