最近、君はどこか「どうしたの？」という言葉を待っている感じが 時々する。 授業中、君の眼に映し出されるのは、黒板でも、ノートでも、教科書でもなくて 青く染まった 空だった。 でも、その眼は、どこか寂しくて、どこか苦しそうな眼だった。 そうだよね。そんなノート、見たくないよね。 真っ黒にインクの色に染まって、びりびりに破かれてて 何も書けないノートなんて、見たくないよね。 こうなる前に、気づきたかった。 何で、気づかなかったんだろう。 君が、久しぶりに何かを書いていた。あたしは、わくわくしながらそのノートを覗いたんだ。 何を書いてるの？ 君に向けた言葉。自然とノートに眼を落す。 数秒後に、その言葉を後悔した。 「死にたい。」 なぐり書きされた言葉。 何度も何度も、繰り返し書いてあった。 あたしは、君を一生懸命抱締めた。 ここに、ここに居るよ。あたしは、ここに居るよ。 君が、これで救われたら 楽になれたら いいな。 って、思いながら一生懸命抱締めた。 いじめが、君を苦しめているなら その苦しみを何倍味わったっていい。 でも、あたしはここに居る。 ここに、ここに居る。ここに居るよ。 だから・・ お願いだから、 「死にたい。」なんて、言わないで･･。 [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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