あの夏 君が言った 「昔の君のほうが好きだ」 と 私にそういった 私は、夏の香りと共に その言葉を流した 過去の自分 今の自分 答える事ができなかった 答えぬまま 口を閉ざした あの夏 君が言った 「昔の君のほうが好きだ」 と 私にそういった 私は 「いやだ」 と一言だけ 君に言った 何が いやなのか わからない けど それしか 言えなかった 言わなかった 昔の自分を 忘れてしまったから――――――――・・・・・ 君に映る 昔の私は どんな形･･？ 君の中にいる 昔の私は どんな姿・・・？ そして 今 私はどんな姿？ また ハマってしまうの 真っ暗な闇の部屋 見えない 何も 見えない 昔の自分も 今の自分も ―――――――・・・・・ あの夏 それでも 君が言った 「昔の君のほうが好きだと」 私にそういった 真っ暗な闇の部屋が 薄く なってゆく 闇がとける 後ろを振り返れば 昔の自分―――――・・・・・ 嗚呼 そうか・・・ 思い出す 昔の自分 君に 自分の気持ちを 素直に伝えていた時の 自分 いつからか 君に 「好き」 だと言わなくなった ずっと 怖かった 君が いなくなりそうで 私の手から 離れていくようで ・・・・ 君も そうだったんでしょう？ だから私に いったんでしょう？ 「昔の君が好き」 と 私は 君 から離れていかない ずっと 変わらないから 好きよ、大好きよ ――――――――・・・・ [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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