†小解説は最下部に†
†詩†
傾きに応じて貴殿に与えられる
罰の重量
錯綜するのであろう
貴殿の思考
"重さ"を言い放たれた貴殿の顔は
驚きと共に疑念の意を
ワタクシに向けられた
しかし 残念
何を訴えられても
この事実は変えられはいたしません
おやおや、
お逃げになるのですか？
無意味なことを……
良いではありませんか
たかだか
Uno Due Tre で眠りに墜ちて
その魂を"鵺"についばまれるくらい
炎の中で踊るよりもずっと楽だ
なにせ熱さも痛みもない
たとえ"鵺"の餌になっても
貴殿は"鵺"の腹から
輪廻に戻れるのですから
……まあ、選ぶのは貴殿の勝手
さぁ
どちらを選ばれますか？
†小解説†
ﾋﾞﾝｷｰﾉは罪人･･･いや。お客様に質問しているようです。
天秤で量った結論を告げたら、お客様が逆上したようですね。
それでも彼は同じことを問うのです。
奈落の炎と魂の返上、どちらを選ばれますか？･･････とね。
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