【サロメ展のために 文字によるデッサン「ヨカナーンの憂い事」】 アメーバブログ→展覧会情報「サロメ展」 「ヨカナーンの憂い事」 言葉は何もいらないのだ 瞳を閉じたままでも 判ることは多い ワタシを彩る緑と赤が 音もなく風に揺らめいたのが 愛惜しい アネモネに彩られたあの厳格な思考は そのうち儚さを纏いながら増してゆく ワタシの興味の対象は いかに啓示を伝えられるか いかに救世主(メシア)を迎えようか その預言にのみ注力する ワタシの言葉を聞くが良い この助言は預言であり啓示である 時が過ぎてしまう前に 悲劇が起きてしまう前に 淫奔の罪業を懺悔せよ 早く正しい行いをするのだ まもなく死の天使の来光 天はお察しだ この 指の向こうで Salome's Lip 戯曲サロメ。 イギリスの作家オスカーワイルドが書いた物語です。この物語はヘロディア王の娘サロメが予言者ヨハネに恋をし、破滅に追いやった物語。その血の穢れ、その血の哀しみ。自らを己の唇で死に添い遂げさせたヨハネへの接吻を望んだサロメの死と、血、そして官能のショー。その戯曲の展示を9月に京都ライト商薈で行います。 サロメの唇。 期日: 9月22日から10月2日まで(26日休み)。場所: 京都ライト商會 01:17 コメント(0)/トラバ(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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