【8♠赤い錆びの上を歩くときの重力感】 螺旋階段を登るときのような幸福感 赤い錆びの上を歩くときの重力感 鈍く光る 暗闇の中で光る高い建物 あれを見たときの 優越感 夜の道を歩いているときの 何とも言えない高揚感 光る外灯を眺める時の 疾走感 朝日が昇ったときの 喪失感 昼を迎えた時の 安堵 夕方になる喜び そしてやって来る また来る 夜 何遍も何遍も何遍も回った 今日という日 これを向かえるために 僕は また何遍も何遍も何遍も 歩んできたんだきっと 黒い空が大好き 黒い空の方が 僕が僕でいられる気がする 青く美しい澄んだ空は 僕が思うほど 僕の心を澄み渡らせて もうそれ以上 動けなくなるぐらい 締め付けてしまう だからこそ光りより闇を 美しく感じる 怯えないで 闇は 悪じゃない これこそ最高の 快楽感 23:46 コメント(0)/トラバ(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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