【この感覚を】 湿気を纏いつつも 日陰ならまだ涼しげな風が 縁側に吹き込んでくる 庭の人工の小川は それでも本物のような こぽこぽという水音を奏でている ここから寝転んで見上げる空 いやしかし 庭の木々が林の木のように 空の面積を少なくする それでも仕事で行く都会の ビルで見えなくなる空よりは いいだろう 土曜日にはここを発って また仕事をしに東京か ここの涼しさとはお別れか 今この景色を見ているこの一瞬は 私一人しかいない 誰とも共有していないこの瞬間 愛しく目を細める この感覚を、文章ではあるけれど 貴方にも―――― 12:46 コメント(0)/トラバ(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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