【あの可愛らしい】 彷徨(さまよ)える 森の奥 轍(わだち)の先の 霧の向こう 針葉樹林の 薄暗さ 踏みしめる土の 芳香包む 聞こえた気がした 遥か昔 共に遊んだ 少年の あの可愛らしい 高い声 纏う霧は 冷たく包む 手を伸ばして 掴めそうで 茶色い礼装の 男の子 高い声だけ 虚に響く 君に逢いたい 大人になったこの身では いくら望めど ―――逢えぬのか 16:34 コメント(0)/トラバ(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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