【焼けた月を思う】 木漏れ日の丘では 焼けた月を思う こず枝に抱かれた その目は何を思う 大らかな呼び声は あの日の痛みを覆う ささやかな光すら 遠ざけた日々を 朽ち果てる事のみを 喜びと感じながら やがて来る安息に 悲しみを覚えたり 離脱を臨んで 簡単に終わりを願う 眠らないこの場所に 柔らかな傷みを与えよう 月の微笑みは胸に辛く 優しさを産み堕とす されど心が淀んでは 受け入れられず さればこそと目を瞑り 静観しては ―――祈るばかり 20:36 コメント(0)/トラバ(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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