【君は手にした《薔薇姫の忘れた憂鬱》】 絵本の中のチケットを手にした君 行き先を知らずして期待を膨らませるのだろう。 光の中を回遊するがごとく 七色に包まれて旋回する。 それはまるで落ちていくように それはまるで飛んでいくように 上も下も分からない白の世界 君は何を望むだろう 君は何を成すだろう 君は何を得るだろう 嗚呼世界は美しき極彩色の万華鏡 君の瞳こそが世界を映す鏡だろう 無垢故に傷付きやすく 小賢しさを知らぬ故に純心だ 君は光を憧れた そしてまた 君は闇を愛した そんな君であらば 姫の話し相手位には 成ろうというものか (物語りの第三視点の者の記述より1) 19:55 コメント(0)/トラバ(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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