2013年05月11日(土)【お姫仕えの騎士導化 《薔薇姫の忘れた憂鬱》】
薔薇姫に仕える導化師たちは
そろいもそろって過保護な保護者
階段一つ降りるのも
見守る瞳は優しく潤んで揺るぎない
御側仕えの子天使も
導化の所業にあっけらかん
それもそのはず彼等様々
お姫仕えの騎士導化
パントマイムにタネありトリック
御伽噺もこなします
ヴァイオリンやチェンバロさえも！
音楽導化も控えてます
全てが導化 彼等は導化
参謀議員は違うけど
姫のお側を守るのは
騎士導化たる 彼等である
剣の捌きも 或いは
魔法でさえも
（しかして魔法は今や滅びて尽きて何もない………はず。魔術はいまや禁じ手なり）
なり………しや。いやしかし。
魔導化師たちは……………あすこに……………
キラリキラリの星空宵に
銀粒バラまき
「これが星です」
そんな冗談 微笑んで
楽しめるうち 平和なり
今は今のお城の上の
桃色薔薇の薔薇姫様は
導化の笑みに護られて
今は平和に暮らしてます
今は 平和に 暮らしてます
（物語りの第三視点の者の記述2）
14:03
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