2013年09月26日(木)【輝く導化】
雄雄しく働く貴方の姿に
痛く感銘を受けたあの日々よ
今でも戻ればそこにいるようで
帰れば私を迎えてくれているようで
はにかみながら
待っていてくれているようで
何度も涙が流れます
思い出しては
酷く嗚咽が辛いのです
貴方の老人になった姿を
私は見るつもりでいたのに
いつまでも一緒だなんて思っていませんでした
もちろん
いつかは貴方が先に逝くのです
私より先に逝くのです
でも
いまだなんて早すぎます
導く導化を贈ります
貴方に導化を贈ります
美しい綺麗なところへ導いてくれる
輝く導化を贈ります
送ります
平然として生きているようで
思い出す度に嗚咽を堪え切れないのは
哀しくて悲しくて仕方が無いからです
納得していても
受け入れたいても
戻ってこないとわかっていても
悲しみは
まだ過ぎ去ってはくれません
誰にも頼れない私が憎いのです
縋る相手が居ないのが憎いのです
一頻り一人で啼いた頃には
涙や鼻水を拭き取って
ぼうっと呼吸をするのです
買い物が多くなりました
お金を使って心のもやもやを無くそうとしているのです
色んなものを買いました
綺麗なものを買いました
それで少しは収まるように
それでも少しも良くならないけど
貴方に導化を贈ります
輝きの権化かのような導化を
導きの手をもった
あまりに美しい導化を
そして私は導化を作ります
私の世界を
私の世界至らしめる導化を
死ぬまで作り続けましょう
たとえ金にならなくとも
たとえ金にならなくとも
たとえ金にならなくとも
死ぬまで作り続けましょう
それが私の生きる所以だ
敬具
19:53
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