ししブログ

2010年12月12日(日)
【ちょっとずつ】
最近調子がいいみたいで、別に書いてるメールも結構書けました。でも、薬が変わったおかげで食欲が一気に失せた。何となく、本当に気まぐれ感で「進歩した?」って思います。でもそれは自分自身じゃなくて、偽って生きてる「私」なんですよね。悲しいことに。哀れです。もう「本当の自分」が居ないんですよね。見えもしなければ、感じもしない。完全に見失ってます。何でわかるかって聞かれたら、反応が無い。って言います。自分に問いかけることで本来の自分になろうとしてるんですけど、答えが出てこないんですよ。出ないってか答えが聞こえない。何も浮かんでこないんです。んで、代わりに「私」が居ると。本来なら問いに対して答えは絶対に在るんです。それは1つじゃなくて人それぞれ、無限に在ります。だから生きてる人間には「夢」があるし「希望」を見出だす。私には夢も希望もありません。最後に見た希望はもう頭の片隅にも残ってません。覚えているのは、「絶望」の中に居た自分の姿でした。今も瞼を閉じれば見えるのは、誰もいない孤独な空間に一人で座っ
てる自分です。しかも体育座り。現実過ぎ。私は目上の人間と接する時、ほとんどタメ口です。ある程度距離を掴んでからですけど。本来の自分を意識的に出さないようにするためです。触れさせないが正しいかも知れません。タメ口だから「本当の私」だと思わせる。それを続けた結果が今の「私」です。なんで意図的に隠すか。答えたくはないですが、言うなら「幼い頃のトラウマ」と言えばいいですかね。昔は、何の問題もなく自分に正直に生きてました。友達もいっぱいいて、毎日外で皆と遊んで、絵を書いたような生活でした。でもいつからか「嘘」を覚えました。それからは、友達も減り楽しかった日々がなくなりました。生きてることを感じたくて、「気絶ごっこ」や意味もない傷をつけたり、犯罪にも手を染めました。たとえ普通じゃなくても、意識に残る人間でいようと努力しました。その内に私は「笑う」事を忘れました。それからは作り笑いで生きました。そのあとも偽り続けて、仮の人生を歩みました。いわば、自分で人生と言う時間を殺したんです。本来なら生かされざ
る人間なんです。それでも何かあるのかも知れないと思うときもありました。でも現実には何も起こらなかったし、やりもしなかった。偽りはいつしか本当になり、本当は偽りになった。そんな人間が生きていて良いはずがない。



先生、私はタメ口だから会話出来るんです。
自分じゃないから診察を受けに行くんです。
普通じゃないから診察に欠かさず行くんです。
薬で安定を保っています。偽りですが。
いつか教えてください。
「私」はこうゆう人間なんだと。


23:48
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