ししブログ

2011年10月18日(火)
【読書家】
面白そうな本があって、それを買ったのが先週の木曜日かな?で、何気なく帯見たら続編が二日後の土曜日発売で一気読みして続編をすぐに買いーの昨日読破しました〓面白いにつきます。読み始めは世界観が書いてあるのが普通だと思ってました。例えば「20xx年、なんとかの時代〜」とか。これは解り易すぎに表現してますね。まぁそんな出だしが多い作品がありふれてる中で、今回の作品は出だしが既にある子供の視点から始まる。普通世界観を述べた後で主人公の視点で更に世界観に対して不快感とかを書いてるのが、これにはほぼ全くない。作品中の世界観に対しての不快感はあるものの、それが「普通である」と思わなければならない。そんな始まり方の本は始めてで、それが楽しかったのだけれど〓
舞台は「近未来」。
電子機器、要はパソコンとかネットワーク結局数値化された世界に「非現実」な殺人がおこなわれる。殺人のされ方が作中では「既に世紀的にあり得ないやり方」なので、混乱するのだけど簡単に言えば「近未来」設定の「世界」は今私達が過ごしてる21世紀ではなくそれは何世紀も前の事になってる世界で数字で言えば「30世紀」と思えば良い。30世紀じゃ人間はコンピューターで管理され、全てに於いて「端末」でやり取りされてる。だから「直接的(リアル)に他人に会うことなどない」世界なわけだ。端末でやり取りなわけだから授業なんかなく家庭学習で勉強は終わる。それでも、社会に出れば何かしらの状態になれば「他人」と関わらなければいけないから「コミュニケーション研修」なんて馬鹿馬鹿しい事をしてる。そこじゃ「リアル」に他人に会うくせに研修内容は「こういった場面ではこうすることが適切です」とかしか教えない。意味のない「研修」と言う授業なのだ。そんな中の殺人なのだから「非現実的」な事件は「現実視」されない。…既に自分で書いててなんだけど、文章にするとかなり厄介な本なわけで説明できないしかも作品を読んでいく中で必要不可欠とも言える「理論」とかを自分の中で解りやすくするための知識がいる。まぁ「理論」は簡単に言えば「理屈」であるから「こうすればこう」と言われればそれが正解なんだけど、「理屈」って事は逆の「屁理屈」も出てくるわけで。そこを自分で解釈するのに一番手っ取り早いのは「哲学」を脳に入れておくといい。哲学は「理論上こうなのだから、失敗するとこうなるだろう」的な両方を取り入れてる事と思えば良い。てか、私はそうしてる。「理論上こうなのだから、失敗はその逆の発想に行き着く」と思ってる。実際にすれば結局のところ「理論上」と同じ結果が出たとしてもそれは「偶然」に過ぎないのだから、同じことをやり続けなければ正解はない。誰も「完全」なんて出来ないって言えば早かった?って言うか、話についてこれないよね?私は自分で書いてるから解るんだけど、普通「哲学」とか使わないっしょ。読めばわかるとしか言えないって事になるのかな?
その作品名は「ルー=ガルー」って本。分冊発行なら一冊700円だから買いやすい。多分普通に読むと「何でこうなる?」って疑問符が出てくる。そこら辺は自分で働いてない部分の脳みそを使わなきゃ難しいでしょうな。世界観が掴めればそうでもないか。確実に注意すべき点は「普通」の概念を棄てるべき。これが邪魔するから解らなくなる。如何に作品の中の「普通」を掴めるかがpointです。難しいと言えば難しいんだろうが、解れば楽しい本だからオススメ。
 
 
さて、一回upします。
次のは見なくてもどうでもいいものですね。


13:55
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